- 賞の目的
- 新しい才能と野心にあふれた新人作家の発掘
- 正賞
- シエラザード像
- 副賞
- 500万円
第28回日本ミステリー文学大賞新人賞
これまでの受賞者
第27回
- 受賞作:
- 『燃える氷華』(「警察官の君へ」改題)
- 受賞者:
- 斎堂琴湖(さいどう ことこ)
- 受賞者略歴:
- 1968年10月13日、埼玉県生まれ。現在、埼玉県所沢市に在住。会社員。
- 選考委員:
- 月村了衛、辻村深月、湊かなえ、薬丸 岳
- 選考経過:
- 応募188編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
第26回
- 受賞作:
- 『60%』
- 受賞者:
- 柴田祐紀(しばた ゆうき)
- 受賞者略歴:
- 1974年12月10日、秋田県由利本荘市生まれ。現在、秋田県由利本荘市に在住。会社員。
- 選考委員:
- 有栖川有栖、恩田 陸、辻村深月、薬丸 岳
- 選考経過:
- 応募147編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
第25回
- 受賞作:
- 『青い雪』
- 受賞者:
- 麻加 朋(あさか とも)
- 受賞者略歴:
- 1962年1月31日東京都豊島区生まれ。現在、東京都板橋区在住。主婦。
- 受賞作:
- 『クラウドの城』
- 受賞者:
- 大谷 睦(おおたに むつみ)
- 受賞者略歴:
- 1962年東京都生まれ。現在、北海道在住。会社員。
- 選考委員:
- 有栖川有栖、恩田 陸、辻村深月、薬丸 岳
- 選考経過:
- 応募132編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
第24回
- 受賞作:
- 『オリンピックに
駿馬 は狂騒 う』 - 受賞者:
- 茜 灯里(あかね あかり)
- 受賞者略歴:
- 1971年3月27日東京都調布市生まれ。東京大学理学部地球惑星物理学科、同農学部獣医学専攻卒業。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)、獣医師。全国紙記者、国際馬術連盟登録獣医師などを経て、現在、大学教員。滋賀県大津市在住。
- 選考委員:
- 有栖川有栖、恩田 陸、篠田節子、朱川湊人
- 選考経過:
- 応募138編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
第23回
- 受賞作:
- 『暗黒残酷監獄』
- 受賞者:
- 城戸喜由(きど きよし)
- 受賞者略歴:
- 1990年北海道生まれ。北海道在住。(作品応募時の筆名は城戸準吾)
- 選考委員:
- 有栖川有栖、恩田 陸、篠田節子、朱川湊人
- 選考経過:
- 応募139編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
第22回
- 受賞作:
- 『インソムニア』(「エンドレス・スリープ」改題)
- 受賞者:
- 辻 寛之(つじ ひろゆき)
- 受賞者略歴:
- 1974年富山県生まれ。埼玉県在住。
- 選考委員:
- 綾辻行人、篠田節子、朱川湊人、若竹七海
- 選考経過:
- 応募139編から、2次にわたる選考を経て、最終候補5編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2019年3月22日 帝国ホテル(東京・内幸町)
第21回
- 受賞作:
- 『沸点桜(ボイルドフラワー)』
- 受賞者:
- 北原 真理(きたはら まり)
(応募時のペンネーム北祓丐コを改名) - 受賞者略歴:
- 1965年生まれ、神奈川県藤沢市出身。現在、東京都在住、主婦。
- 選考委員:
- 綾辻行人、篠田節子、朱川湊人、若竹七海
- 選考経過:
- 応募183編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2018年3月23日 帝国ホテル(東京・内幸町)
第20回
- 受賞作:
- 『木足の猿』(『白骨の首』改題)
- 受賞者:
- 戸南 浩平(となみ こうへい)
- 受賞者略歴:
- 1966年静岡県生まれ、金沢美術工芸大学卒業。現在、老人ホーム職員。
- 選考委員:
- あさのあつこ、綾辻行人、笠井 潔、朱川湊人
- 選考経過:
- 応募194編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2017年3月23日 帝国ホテル(東京・内幸町)
第19回
- 受賞作:
- 『星宿る虫』
- 受賞者:
- 嶺里 俊介(みねさと しゅんすけ)
- 受賞者略歴:
- 1964年、東京都生まれ、葛飾区在住。学習院大学法学部法学科卒業。NTT(現NTT東日本)入社。退社後、執筆活動に入る。
- 選考委員:
- あさのあつこ、綾辻行人、笠井 潔、朱川湊人
- 選考経過:
- 応募172編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2016年3月16日 帝国ホテル(東京・内幸町)
第18回
- 受賞作:
- 『十二月八日の幻影』(「一二月八日の奇術師」改題)
- 受賞者:
- 直原冬明(じきはら ふゆあき)
- 受賞者略歴:
- 1965年岡山県生まれ。京都産業大学理学部卒業。プリンタ・メーカー営業、衆議院議員秘書を経て、アルバイトをしながら執筆活動を続けている。
- 選考委員:
- あさのあつこ、笠井 潔、今野 敏、藤田宜永
- 選考経過:
- 応募173編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2015年3月18日 帝国ホテル(東京・内幸町)
第17回
- 受賞作:
- 『代理処罰』(「カウントダウン168」改題)
- 受賞者:
- 嶋中 潤(しまなか じゅん)(市川智洋改名)
- 受賞者略歴:
- 1961年千葉県生まれ。リクルートグループを経て、宇宙関連企業で国際宇宙ステーション関連業務に従事。現在、宇宙関連団体に在籍中。
- 選考委員:
- あさのあつこ、笠井 潔、今野 敏、藤田宜永
- 選考経過:
- 応募203編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2014年3月17日 東京會舘(東京・丸の内)
第16回
- 受賞作:
- 『ロスト・ケア』
- 受賞者:
- 葉真中 顕(はまなか あき)
- 受賞者略歴:
- 1976年東京生まれ。2009年児童向け小説『ライバル』で角川学芸児童文学賞優秀賞受賞。 11年より『週刊少年サンデー』掲載の『犬部! ボクらのしっぽ戦記』にてシナリオ協力。 ほか、ライターとして学習誌の記事、コミックのシナリオなどを手がける。
- 選考委員:
- 綾辻行人、近藤史恵、今野 敏、藤田宜永
- 選考経過:
- 応募166編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2013年3月15日 東京會舘(東京・丸の内)
第15回
- 受賞作:
- 『クリーピー』(「CREEPY」改題)
- 受賞者:
- 前川 裕(まえかわ ゆたか)
- 受賞者略歴:
- 1951年東京都生まれ。一橋大学法学部卒業後、東京大学大学院修了。現在、法政大学国際文化学部教授。専門は比較文学、アメリカ文学。
- 受賞作:
- 『茉莉花 サンパギータ』(『サンパギータ』改題)
- 受賞者:
- 川中 大樹(かわなか ひろき)
- 受賞者略歴:
- 1968年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。
- 選考委員:
- 綾辻行人、近藤史恵、今野 敏、藤田宜永
- 選考経過:
- 応募157編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2012年3月15日 東京會舘(東京・丸の内)
※今回は2作同時受賞のため、副賞は各250万円ずつとなります。
第14回
- 受賞作:
- 『煙が目にしみる』(「ハッピーエンドは嵐の予感」改題)
- 受賞者:
- 石川 渓月(いしかわ けいげつ)
- 受賞者略歴:
- 1957年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。
- 受賞作:
- 『大絵画展』
- 受賞者:
- 望月 諒子(もちづき りょうこ)
- 受賞者略歴:
- 愛媛県生まれ。銀行勤務後、現在は学習塾経営。
- 選考委員:
- 綾辻行人、石田衣良、近藤史恵、藤田宜永
- 選考経過:
- 応募168編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2011年6月28日 東京會舘(東京・丸の内)
※今回は2作同時受賞のため、副賞は各250万円ずつとなります。
第13回
- 受賞作:
- 『ラガド』
- 受賞者:
- 両角 長彦(もろずみ たけひこ)
- 受賞者略歴:
- 1960年埼玉県生まれ。49歳。北海道大学教養部理Ⅲ系中退、一橋大学経済学部卒業。現在会社員
- 選考委員:
- 綾辻行人、石田衣良、近藤史恵、藤田宜永
- 選考経過:
- 応募166編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2010年3月16日 東京會舘(東京・丸の内)
第12回
- 受賞作:
- 『プラ・バロック』
- 受賞者:
- 結城 充考(ゆうき みつたか)
- 受賞者略歴:
- 1970年東京生まれ。37歳。データベース開発その他諸々。家族経営の小さな会社で働きつつ執筆活動をつづけている。現在東京在住。
- 選考委員:
- 有栖川有栖、石田衣良、田中芳樹、若竹七海
- 選考経過:
- 応募作151編から、2次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り審査。(選考会10月22日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2009年3月17日 東京會舘(東京・丸の内)
第11回
- 受賞作:
- 『霧のソレア』(「滑走路34」改題)
- 受賞者:
- 緒川 怜(おがわ さとし)
- 受賞者略歴:
- 1957年東京生まれ。50歳。東京外国語大学卒業。現在共同通信社勤務。
- 選考委員:
- 有栖川有栖、石田衣良、田中芳樹、若竹七海
- 選考経過:
- 応募作113編から、3次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り審査。(選考会10月25日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2008年3月12日 東京會舘(東京・丸の内)
第10回
- 受賞作:
- 『水上のパッサカリア』
- 受賞者:
- 海野 碧(うみの あお)
- 受賞者略歴:
- 1950年長野県生まれ。娘一人を持つ主婦。都内の専門学校卒業後、東京郊外に30年ほど居住。職歴は英語塾の教師など。
- 選考委員:
- 有栖川有栖、北村 薫、高橋克彦、田中芳樹
- 選考経過:
- 応募作123編から、3次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り審査。(選考会10月25日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2007年3月14日 東京會舘(東京・丸の内)
第9回
- 受賞者:
- 該当作なし
- 選考委員:
- 有栖川有栖、北村 薫、高橋克彦、田中芳樹
- 選考経過:
- 応募作140編から、3次にわたる選考を経て、最終候補5編に絞り審査。(選考会10月27日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2006年3月16日 東京會舘(東京・丸の内)
第8回
- 受賞作:
- 『ユグノーの呪い』
- 受賞者:
- 新井 政彦(あらいまさひこ)
- 受賞者略歴:
- 1950年埼玉県生まれ。中央大学文学部卒業。旅行会社に5年勤務の後、学習塾経営、現在に至る。
- 選考委員:
- 赤川次郎、大沢在昌、北村 薫、高橋克彦
- 選考経過:
- 応募作152編から、3次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り、受賞作を決定。(選考会10月28日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2005年3月16日 東京會舘(東京・丸の内)
第7回
- 受賞者:
- 該当作なし
- 選考委員:
- 赤川次郎、大沢在昌、北村 薫、高橋克彦
- 選考経過:
- 応募作148編から、3次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り審査。(選考会10月30日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2004年3月17日 東京會舘(東京・丸の内)
第6回
- 受賞作:
- 『アリスの夜』(「日出づる国のアリス」改題)
- 受賞者:
- 三上 洸(みかみ あきら)(藍川暁改名)
- 受賞者略歴:
- 1967年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒。電気機器メーカー、出版社編集部、不動産管理業などを経て、現在ウェブサイト運営。
- 選考委員:
- 赤川次郎、大沢在昌、島田荘司、夏樹静子
- 選考経過:
- 応募作138編から、3次にわたる選考を経て、最終候補3編に絞り、受賞作を決定。
- 贈呈式:
- 2003年3月18日 東京會舘(東京・丸の内)
第5回
- 受賞作:
- 『太閤暗殺』
- 受賞者:
- 岡田秀文
- 受賞者略歴:
- 1963年東京生まれ。明治大学農学部卒。製薬会社勤務。99年小説推理新人賞受賞。
- 選考委員:
- 赤川次郎、大沢在昌、島田荘司、夏樹静子
- 選考経過:
- 応募数147編から、3次にわたる選考を経て、最終候補3編に絞り、受賞作を決定。(選考会10月31日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2002年3月14日 東京會舘(東京・丸の内)
第4回
- 受賞者:
- 該当作なし
佳作『HEAT』(原題「熾闘」)成定春彦、『涙の川』(原題「妄信」)菅野奈津 の2作を選出。 - 選考委員:
- 内田康夫、北方謙三、島田荘司、夏樹静子、森村誠一
- 選考経過:
- 応募作134編から、3次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り、受賞作を決定。(選考会10月31日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2001年3月15日 東京會舘(東京・丸の内)
第3回
- 受賞作:
- 『サイレント・ナイト』
- 受賞者:
- 高野裕美子(本名/長井裕美子)
- 受賞者略歴:
- OAスクールの講師を経て翻訳家に。
- 選考委員:
- 内田康夫、北方謙三、島田荘司、夏樹静子、森村誠
- 選考経過:
- 応募139編から、3次にわたる選考を経て、最終候補5編に絞り、受賞作を決定。(選考会11月5日、第一ホテル東京)
- 贈呈式:
- 2000年3月16日 東京曾館(東京・丸の内)
第2回
- 受賞作:
- 『パレスチナから来た少女』
- 受賞者:
- 大石直紀(本名も同じ)
- 受賞者略歴:
- 1958年4月27日静岡県島田市生まれ。関西大学文学部史学科卒業。 大学卒業後、大阪にてフリーアナウンサー。その後、北海道の牧場にて牧夫。 塾講師、冷凍庫作業員など、様々な職業を転々としながら、延べ5年半にわたり、 世界約50カ国を旅する。1993年〜1994年にかけて、スウェーデン国立ヨテボリ大 学日本語補助教員。現在、フリーライター。
- 選考委員:
- 内田康夫、北方謙三、西村京太郎、森村誠一
- 選考経過:
- 応募166編から、3次にわたる選考を経て、最終候補5編に絞り、受賞作を決定。(11月5日、第一ホテル東京の選考会)
- 贈呈式:
- 1999年3月18日 東京曾館(東京・丸の内)
第1回
- 受賞作:
- 『クライシスF』(「F」改題)
- 受賞者:
- 井谷 昌喜(本名も同じ)
- 受賞者略歴:
- 1941年11月6日北海道生まれ。法政大学法学部卒業。読売新聞社入社、函館支局などを経て、現在広報部次長(部長待遇)
- 選考委員:
- 内田康夫、北方謙三、西村京太郎、森村誠一
- 選考経過:
- 応募252編から、3次にわたる選考を経て、最終候補4編に絞り、受賞作を決定。(11月5日、第一ホテル東京の選考会)
- 贈呈式:
- 1998年3月18日 東京曾館(東京・丸の内)